当たり外れが大きすぎる

顔を見た瞬間、俺はときめいた。
「欧米系だ…」しかも結構可愛い顔立ち。ウキウキして部屋に入った。そして振り返った。
ビッグマムがいた。顔だけちょっと可愛いビッグマムがいた。
欧米系というワンピースが俺の目を曇らせていた。
俺にやれるのか？四皇を？バカな…俺の鬼徹はゴムゴムの実を食ったかのようじゃねえか。できるわけがない。
(だが欧米系だ)
冷静になって見たら年もかなりいってる。引き返すなら今だ。まだ間に合う。

(だが…欧米系だ…！)

俺は戦うことを選んだ。どんな過酷な戦いになろうとも最後までやり切ろう…そう誓いシャワーへ向かった。
マムが何か話しかけてくる。何を言っているかわかんねぇ…いぇあとか言ってるしたぶん英語だ。ガンガン話しかけてくる。キツい…Englishモワカラナイジャップとか思われてそうで正直キツい。初っ端で心を抉ってくる。
マッサに入る。圧がすげえ…力が強いとかじゃあねえ。圧がすげえ。3押しで背中がペキペキ鳴らされた。俺も地球の重力に縛られたちっぽけなただの人間だと思い知らされる。キチい…マジでキチぃ…
今からでもキャンセルするか？半額くらいは返してくれるかもしれねえ…
いや、やるんだ。っていうか英語わかんねえし。ここでスマホの翻訳出してそんなこと言えるほどメンタル強くねえし。マムも傷ついちゃうだろうが！気張れ、俺！
体をひっくり返される。覆いかぶさられる。『圧』。圧倒的『圧』。このまま吸収されるんじゃないかという恐怖に襲われる。そして俺のゴムゴムの鬼徹が掴まれ喰われた。鼠蹊部に爪が刺さる。痛ぇ…もう帰りたい。
目を瞑りイメージするんだ…ナミ…ロビン…橋本環奈…鬼徹に僅かな輝きが戻る。
すかさずマムはまだゴムの鬼徹にゴムを被せにかかってくる。早過ぎる…完全に戦える状態にあらず。
戸惑う俺に「OPでやるか？」とジェスチャーしてくる。勘弁してくれ。その圧はもはやトラウマだ。
…そうだ…自ら鬼徹の輝きを取り戻せばいい。終わらせるんだ…この手で！
再び目を瞑る。こいつはナミでロビンで橋本環奈で…浜辺美波で…新垣結衣だアァ！
気を抜くとゴムに戻ってしまう！僅かに残された覇気を集中しろ！限界まで磨け！鬼徹よ、もってくれ！…今っ！
ついにマムに一刺しくれてやった。だが長くはもたない。一気に全力でイク！
…そして戦いは終わった。達成感は無かった。ただ虚無感だけが残る。だが俺は知った。争いは何も生まない。それを教えてくれたのは…ありがとう。マム、お前だ。

2度と行きません。

【システム料金】
90-20000
【セラピスト】
色白の巨乳ちゃん
【施術内容】
シャワー→うつ伏せマッサージ→nf→読書

【受付対応】

【店内施設】

【総評】
この子であれば再訪あり