階段を登ると、そこは土建を超えた土建でした──

70分8000円のコースで入ったのですが、まず洗体前に「絶対に土建」と確信が持てる紙パンツを履かされます。
洗体中もずーっと紙パンツを履いたままで、濡れた布地がべっちょりしてきます。
さすがにそのまま施術室に戻れとは言われず、そこで脱いでタオル巻いて出てきてと言われたものの、戻っても案の定、新しい紙パンツを履かされました。
ならもう仕方ないから健全なマッサージを楽しもう、あわよくばキワくらいはあるかもと淡い期待を抱きましたが、ムダでした。
キワもないし自家発電するような雰囲気にもならないしマッサージも同じところをずーっとループする感じです。
タケノコ剥ぎや追加料金わざわざ支払ってやる自家発電が恋しくなる日が来るとは夢にも思いませんでした。

仕方ないので終始健全な会話を楽しんでいました。
嬢が若くてなかなか美人だったことだけが救いでした。
ウクライナの戦争を発端とする物価高の話などをしました。
戦争はいけないと思いました。

NO WAR